坂出の歯科に頼る

これまでしばらくの間は、病院には無縁の生活を送っていた。
ほとんど風邪もひかなかったし、仮になんとなく具合が悪いなーと思ったら、休日まる一日をほぼ睡眠に費やして、ぐっすり寝たらたいてい次の朝にはケロリであった。
そんな感じなので、市販の薬なども数年買ったことがないし、仮にドラッグストアに行ったとしても、買うのはせいぜい歯磨き粉とシャンプーくらいなものだろうか。
ドラッグストアなのにドラッグを買わないというのも面白い話だな、なんて思っていたら、いくら寝ようと変わらない異変が私の身体を襲ったのだ。
つまりは、歯が痛くて寝られなくなってしまった。
こればかりは寝て解決するものではなく、坂出の歯科に頼るしかないと思って、激痛に耐えながら歯医者の予約を入れた。
結果的には、だいたい想像通りだったのだけれど、要するに虫歯であった。
虫歯なんていつ以来だろう、中学生くらい以来かな・・・なんて思っていたら、容赦なくあのチュイーンと音がする機械で虫歯を削られる。
リアルな話、走馬灯が見えた気がした。
この年で歯医者がトラウマになるなんて。